2004/09/04 甲斐駒ヶ岳

1. 行程

07:30北沢峠
09:00双児山
09:45駒津峰
11:20甲斐駒ヶ岳
11:35
12:50駒津峰
14:50北沢峠

2. ルートトラック

map 北沢峠周辺では,GPSの捕捉が十分でないようだ

birdview

height

3. 写真

AF-S ED Zoom-Nikkor Nikkor 17-35mm f/2.8D(IF) + C-PLフィルタ
AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

4. コメント

北岳へ行こうと思ったけれど,
天気も悪くて行程的にもきつそうだったので
甲斐駒ヶ岳へ変更.

南アルプス街道奈良田に3時に到着.
奈良田〜広河原間は道幅が狭く工事箇所もあるため
夜間通行止め,昼間は時間帯毎の片側一方通行の規制があり,
1時間待ちボウケ.(分かっていたけど)

「通行規制
2004/07/01〜10/31」
04:00-10:00奈良田→広河原
11:00-12:00広河原→奈良田
13:00-14:00奈良田→広河原
15:00-17:00広河原→奈良田
18:00-19:00奈良田→広河原
20:00-21:00広河原→奈良田

わずかに仮眠して広河原へ向かう.
まだ工事中だけあって道はよくない.
帰りにも思ったけれど,灯りのない隊道(トンネル)がちょっと危険.
道自体は30分程度で通行可能.

広河原に着きしばらくすると,空が明るくなりはじめる.
北岳が見えないかと思ってカメラをもってウロウロするが
雲がかかってみえない.
あきらめて6時まで仮眠をとって
南アルプス市営の北沢峠行きのバス(片道550円)に乗る.
(計2時間も寝てない...)
乗客はバス2台で30人ぐらいだろうか.

25分程で北沢峠に到着.
途中甲斐駒が見えるというところで
ドライバーさんが停めてくれる.
すでに雲がかかり始めているが山頂がよく見える.
双眼鏡があれば登山者が見えるそうだ.
北沢峠には,
前日から泊まってこれから下山すると思われる
バス待ちの登山者がいっぱいいる.
今日の天気のせいだろうか,乗ってきた人よりも多い.

バス時刻表 広河原〜北沢峠(550円)
2004/09/1-10/15
広河原発北沢峠着 北沢峠発広河原着 備考
06:5007:15 07:3508:00 土日祝のみ
09:0009:25 09:4510:10
10:3010:55 11:1511:40 平日のみ
12:3012:55 13:1513:40
14:1014:35 15:1015:35

帰りの最終バスは15時10分と時間がなさそうなので
仙水峠は回らず,双児山経由で向かうことにする.
(時間があれば帰りに仙水峠を回れればと)
登り口を確かめようと案内板を見てから
先行するパーティを見つけてくっついて歩きだす(7:30).
始めは半袖1枚では寒かったので着ていたレインジャケットも
程なくして暑くなり脱ぐ.

双児山までは南西方向の景色が開け
仙丈ヶ岳がよく見えていたものの,
駒津峰まできて甲斐駒の頂上方向を見上げると雲が...
エネルギーが切れかかっていたので
おにぎりを1個食べて歩くこと再開.
駒津峰からのガレ場はひどく歩きにくい.
ヘトヘトになりながら歩いては休憩.
六方石からは直登コースを行く.
危険度はそう感じないものの岩登り.
1時間近くかかって何とか頂上にたどり着くも景色は真っ白.
おまけに風もでてきて寒い.
近くでカップラーメン食べてたパーティを羨ましく思う.
ビールなんて持ってこないで(しかも凍らしたペットボトルに挟んで),
ストーブとコッヘルにすればよかった.

寒いのと景色がまるで見えないのと,
帰りのバスも気にしなければいけないので
ごはんを食べたらさっさと下山.
ほどなく雨が降ってくる.
駒津峰まで下りて,バスの時間まであと2時間.
雨を考えると,仙水峠経由のルートは間に合ってもぎりぎり,
間に合わないかもしれない.
乗り遅れると歩き2時間の追加に加えて
広河原〜奈良田の通行規制による足止めが大きすぎるので
摩利支天にも寄らずそのまま往路を戻ることにする.
14時50分北沢峠着.(仙水峠行ってたらやばかったかも)
特に自覚するような高度障害もなく無事下山.
(歩くの遅いせいか)

早川町営の奈良田の里温泉(南アルプス邑奈良田の里温泉)で立ち寄り湯.
ぬるめのお湯が気持ち良い.
天気がよければ結構混むようだがこの日はガラガラ.
一緒になったおじさん達と山談義も楽しかった.
北岳・間ノ岳の他に仙丈にも行きたくなった.雷鳥見たい.
奈良田でなく戸台口からバスに乗るアプローチも良いとのこと.
更に戸台口へは新宿から高速バスっていう手段もあり.

バス 戸台口〜北沢峠(1200円) 2004/09 現在の情報
戸台口発北沢峠着 北沢峠発戸台口着 備考
06:2507:25 07:3008:25 土日祝のみ(7/16-8/13は毎日)
08:2009:35 10:0010:55
10:1511:10 13:0014:00
14:0515:05 15:5516:50

帰りの中央道では豪雨に見舞われた.
80Km/h でも恐くて走れないので慌てて PA に駆け込む.
寝てなかったのもあって2時間仮眠してから無事帰宅するも
中央道走行中はひっきりなしに稲光が走っていた.

メモ: 長野側では甲斐駒ヶ岳を東駒(ヶ岳),
木曽駒ヶ岳を西駒(ヶ岳)と呼ぶらしい.

5. リンク


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