2005/11/05 鐘撞山・大室山

1. 行程

10:25日陰沢橋
12:00鐘撞山
14:45大室
16:00犬越路
17:00日陰沢橋

2. コメント

土曜日が晴天なのは久しぶり、 なんと5週間ぶり、ということでいざ丹沢へ。

あれ、今年始めての丹沢山行だ。 引っ越して足が遠のいてしまった。 それとやっぱりヒルが嫌なので。

晴天であれば見晴らしが望める表側に行けばいいんだけど、 出発時間の問題もあったのと未踏の山に行きたかったので大室山を計画。 やっぱりピストンは嫌なので, 日陰沢橋から鐘撞山を回って大室山, 犬越路(いぬこえじ)経由で下山とする.

日陰沢橋からは神ノ川林道をいくらか戻り, 長者舎(ちょうじゃごや)山荘を過ぎた辺り(建設会社の敷地?)の 案内板から入山(井戸沢口). ここからの鐘撞山・大室山は一般路ではなく, バリエーションルートとされているようだが(2002エアリアでは難路と表記), 踏み跡がかなりあるので問題ない. ずっとチェーンソーの音が聞こえており(ちょっと興醒めだけど), 途中で作業する方々も実際いたので作業道なのであろう. その先では所々ルートを見失うが上に向かうことで解決.:-)

鐘撞山まではひたすら急登を行くだけ. 天気がいいのがかえって仇になり, 気温も高く汗が吹き出し続ける. 1時間30分弱かかって鐘撞山に到着.

鐘撞山には本当に鐘がある. この鐘は武田勝頼に縁のあるものが落ち延びる際に 合図として用いていたものが元になったらしい. ハンマーのようなものも置いてあり, 実際に撞くことができるのでちょうど12時に鐘をならしてみた. 思いっきり叩いたのでかなり大きな音がでて, 叩いた自分がびっくりしたぐらいだ.

特に見晴らしもないのですぐに大室山を目指す. 尾根に沿って歩くことになるが, 大室山へ2時間という案内板のところで西へ折れ ここからまた急登が続く. しばらく行くと尾根を境に北は自然の林,南側は植林と 変わった風景が現れ (写真のdsc_0254とdsc_0256は同じ位置で向きだけを変えて撮ったもの), 南側の見晴らしが開けてくる. 中途半端な場所だったけれども大室山も見晴らしは望めないのと, 結構くたびれてしまったのでビール&昼食にする.

もうひと頑張りして シカ避けのフェンスが見えてくると程無くしてやっと大室山. 山頂には特にこれといったものもない.標識がある程度か. さっさと犬越路へ向かう. 途中何かの実がなっているのだろうか, 鳥が沢山いる木が所々ある. もう鳥もいないだろうと思って 望遠レンズを持参しなかったのが残念だ.

16時に犬越路へ到着. ここには避難小屋があるのだが,建て替え工事中. 日没まで1時間を切っているのでさっさと退散. 作業の方々はどうやって帰るのだろうと思っていると 後ろから降りてきた.(作業時間は16時までなのかな) と思ったらすぐに脇にそれていく. 犬越路隧道に続く林道まで車で来ているのか! ちょっと羨ましいと思いつつ 日陰沢に沿って下山. ヘッドランプとMAGライトは持参していたけれど, 使わずに済んでよかった. 今度はツツジやトリカブトの時期に訪れたい. (加入道山とセットがいいな)

大室山の向う側は山梨県南都留郡道志村. 下山後はちょっと遠い寄り道をして村営の 道志の湯へ. ちょっと薬臭さを感じた. 近くにあった, 紅椿の湯 というのも気になるところだ.

3. 写真

ゴミ付き写真連発,恥ずかしい.

4. ルートトラック

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5. データ

移動距離 11.317Km
所要時間 6時間35分
累積標高差(+) 1351m
交通 自家用車(日陰沢橋にて駐車)
メンバ 単独

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