12:20 | 須走口駐車場 |
12:24-40 | 新五合目 |
14:03-14:26 | 六合目 |
14:59-15:23 | 本六合目 |
16:15-06:18+1 | 七合目 (大陽館宿泊) |
06:53-07:13 | 本七合目 |
07:37 | 八合目 |
08:01 | 本八合目 |
08:36-08:40 | 八合五杓 |
08:54 | 九合目 |
09:29-10:09 | 山頂 (食事) |
10:40-11:16 | (お鉢巡り途中休憩 - 仮眠) |
11:36-12:00 | 剣ヶ峰 |
13:00 | 下山開始 |
13:23-13:34 | 本八合目 |
13:42-13:56 | 八合目 |
14:20-15:03 | 七合目 (食事) |
15:35-15:48 | 砂払五合目 |
16:19 | 新五合目 |
3度目の富士山. 1度目は16年前,2度目は12年前どっちも学生だった. だいぶ昔のことであんまり記憶にない. 1度目は山小屋素泊りで窮屈に寝たこと・ 台風も近付いていて頭が痛かったこと, 2度目は日帰りで下りがひたすら辛かったこと (とビーサンで登頂した学生カップルがいたこと!)が記憶にある程度. 今回は,去年も富士登山した森さん・かなえちゃん夫妻に宿の手配やらをお願いし, 須走口から入って七合目太陽館に宿泊することになった. 参加メンバーは計7人.
東名高速の渋滞もあって須走口駐車場到着は 予定よりも遅くなったものの(11時), なんとか2台分の駐車場は確保できる. えみちゃんが作ってきれくれたご飯を軽く食べたりして, 1時間あまり高所順応.12時20分過ぎに駐車場を出発. 登山道入口(新五合目)でトイレ,200円.(この後どのトイレも200円)
ルート選択などの話しは他のWEBサイトに詳しいので省略. 選んだ須走口登山道はなんとなく山小屋の数が少ないが、 小屋単位で休憩していき16時15分に七合目大陽館到着. 宿泊手続きしようと思ったら 「宿泊者全員分のお金払ってからお願いします」と. 当然そんなに持ってないので他メンバーを待つ. かなえちゃんが高山病で苦しそうだったけれど なんとか辿り着いて18時前には小屋に入る.
大陽館はそんなに広くはないけれども寝場所は3階建て. 寝具は敷布団に寝袋.寝袋は1人に1つ割り当てがあるけれども, 敷布団は2人で1枚のスペース. 狭いことは狭いんだけど,16年前よりはマシだ (16年前は頭と足が交互になるようにして1枚の布団に3人だった). また,夕食はごはんと豚汁が食べ放題,メインはハンバーグと豪華な感じ. 夕食が足りないこともあるかもなんてカップ麺を余分に持ってきたのに. (かなえちゃんは高山病と格闘,風船大会をしていた模様)
とはいえ,小屋の中は暑くて窮屈でうるさくてあんまり眠れない. ちょっと眠れたと思うと,12時前ぐらいに頂上ご来光を目指す人々が動きだす. 眠れないので外に出てみたら月が綺麗にでていた,もちろん星も. 布団に戻りまたちょっと眠るともう起床時刻の4時20分,朝食. 朝食はごはん,味噌汁に卵焼き云々と普通な感じ. 食べ終わると皆で外にでてご来光を待つ. 4時50分過ぎに見事に拝むことができた. ご来光自体よりも,その光を浴びて赤く(茶色く?)染まった富士山が綺麗だった.
ご来光を拝んだ後はのんびりとパッキングやら準備をして6時過ぎに出発. 遠く上を見上げると下山する人々のすごい列 (多くの下山者は河口湖口へ分かれて降りると思われるが). 40分ちょっと歩いて本七合目. 気になったので森さん・かなえちゃん夫妻を待ってみる. 一番元気そうな黒石くん,かずさん・えみちゃん夫妻は休憩せずに そのまま行くとのこと. 15分ぐらいで森夫妻到着. 七合目下ぐらいから上は携帯電話がエリア圏内に入っているようなので(NTTドコモ), 「苦しい場合には連絡して下山してね」と伝えて上へ向かう. なかなかつながらない電話だったけれども 八合目を超えたあたりで森さんとつながり, 七合目から下山していると連絡を受ける. ちょっと残念だけど仕方ない.
ほとんど休憩をとらずに頂上を目指すが 黒石くん,山本夫妻に追い付かない,速いな. 河口湖口登山道と合流し人も増え(下山の人とのすれ違いが嫌なものだ), 手を使ってよじ登るような岩場などはないものの(別の登山道ではあったような) 九合目あたりからは斜面も角度を増している. 9時半になってやっと山頂到着. 久須志神社にお参りした後はお湯を沸かしてカップ麺でお腹を満たし, お鉢巡り.
お鉢巡りは,時計と反対回りで行く. 火口には残雪がまだまだある. 白山岳にも行きたかったがどうやら通行禁止. 剣ヶ峰を目前にして休憩,座り込むどころか眠ってしまった. 30分後に起こされ,いざ剣ヶ峰へ.
正直剣ヶ峰にはあんまり感慨はない. 記憶はあんまりないものの過去にも来ているのと, 測候所という人工物があるのが興ざめな感じなのかもしれない. それでも,2等三角点と最高峰の碑の前で撮影. 展望台にも行ってみるけれど,雲が多くて眺望もダメ. 早々に残りのお鉢を巡って(といっても最高峰の公衆トイレに行ったり), 下山道へ.
下山はひたすら砂走り. 河口湖口での下りでは辛かった記憶しかないけれども, 須走口下山道は全然問題ない. 休憩以外は走り続けてあっという間に砂払五合目. むしろここからの2Km,30分の方が苦痛だった. 新五合目に降りると森夫妻に合流.元気そうでなにより.
下山後は温泉「天恵」へ. お風呂はまあ普通なんだけど休憩施設がとても充実. そしてドクター魚魚(トト)の足湯を堪能. 昔「なるほどザワールド」で見たような. 魚が角質をつっついて食べるんだよね. 結構大きい奴もいて恐かったり.
思ったよりも楽な登山だった気がする. これで富士宮口,河口湖口,須走口と制覇したことになるので, 次の富士登山は御殿場口か? でも,積極的にもう一度富士登山って感じではない(今は). 誰か行きたい人に同行するとか, 宝永火口を見に行くぐらいならやってもいいかもしれない.
不覚にもカメラを忘れてしまった.
かわりに嫁カメラ写真を.