2008/07/26-27 尾瀬

1. 登山計画 - 予定行程

7/2522:10 東京駅八重洲口 - 関越バス乗車
7/2603:35 尾瀬戸倉下車
04:40 尾瀬戸倉 - 乗合バス乗車
05:20 鳩待峠下車
05:45 鳩待峠出発
07:20 オヤマ沢田代
08:05 小至仏山
09:00-09:30 至仏山
10:15 小至仏山
10:45 オヤマ沢田代
11:45 鳩待峠着
12:30 黒石くん、かずさん合流
12:45 鳩待峠再出発
13:55 山の鼻
14:50 中田代三叉路
15:25 竜宮十字路
16:00 下田代十字路
弥四郎小屋泊
7/27 8:55 弥四郎小屋出発
11:00-11:30 尾瀬沼
12:40 三平下
13:00 三平峠
14:00 一ノ瀬休憩所
15:00 大清水
16:00 大清水 関越バス乗車
20:05 新宿駅新南口下車

2. 実際の行程

7/2522:10 東京駅八重洲口 - 関越バス乗車
7/2604:00 尾瀬戸倉下車
04:20 尾瀬戸倉 - 乗合バス乗車
05:10 鳩待峠下車
05:15 鳩待峠出発
06:45-06:52 オヤマ沢田代
07:30 小至仏山(巻いた)
08:10-08:40 至仏山
09:15-09:20 小至仏山
09:45 オヤマ沢田代
10:45 鳩待峠着
12:05 黒石くん、かずさん合流
12:40 鳩待峠再出発
13:45-14:05 山の鼻
14:48-15:00 中田代三叉路
15:40 竜宮十字路
16:05 下田代十字路
弥四郎小屋泊
7/27 07:10 弥四郎小屋出発
07:30 燧ヶ岳分岐
09:00-09:10 白砂湿原
09:25-10:00 沼尻
10:45 大清水平分岐
11:15-12:40 三平下
13:00 三平峠
14:00-14:05 一ノ瀬休憩所
15:00 大清水
16:00 大清水 関越バス乗車
21:05 新宿駅新南口下車

3. ルート

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4. コメント

黒石くんからのお誘いに乗って、山小屋1泊で尾瀬へ。

公共交通手段を調べると高速バスが便利なようだ。 しかし、朝出発だと尾瀬着はお昼過ぎ。 山に入りたかったので、一人夜行の便を使うことにした。 行き鳩待峠まで、帰りは大清水から高速バスということで、 単独で至仏山をピストンして鳩待峠で、 朝便で来る黒石くん、かずさんと合流。 山の鼻で合流した方が下山ルートを変えられるのだが、 至仏山から山の鼻へのルートは登り専用ということなので致し方ない。 (山の鼻だと携帯電話も使えないらしいから合流も不便そう)

7/25 仕事を終えて八重洲へ向かう。 営業終了間際の八重洲ブックセンターに入って地図を購入してバス乗車。 バスはそこそこ乗られていたが混んでもいないようで2席使え(1C)、 定刻通り出発。 三芳と赤城のSAで30分づつ停車した後は鎌田でお一人を降ろし (沼田IC降りてからのドライバー交替は、寝てたようで気づかず)、 大清水、戸倉の順で到着。まだ真っ暗だ。 あんまり眠れた気はしなかったが、3時間ぐらいは寝ただろうか。 鳩待峠へはバスチケットを購入し20分程待って始発に乗車。 津奈木のゲートが5時にならないと開かないため、 途中ちょっと待たされて鳩待峠到着。 空はだいぶ明るくなってきた。 しかし雲が多い。

急ぐ必要もないがゆっくりできる程の時間もないので早速至仏山に向かう。 バスを降りてから見ていた感じだと、直接至仏山に向かう人は少なさそうだ。 山の鼻に降りられないのがやっぱりネックなのかもしれない。 それほど勾配のないササヤブの中をしばらく歩くと木道に変化。 雨がぱらついてきたのでとりあえずレインウェアを上下とも着て、ザックカバーを用意。 オヤマ沢田代に着いても雨は止まない。 少し写真を撮ってみるが、面倒くさくてレンズ交換はできず。

小至仏山の手前、岩峰地帯に入る前で天候が回復するものの一時的なもので この後はむしろ雨量は増え、岩峰地帯に入って風が強くなる。 景色は全くのぞめない。 小至仏山のピークは後回しに先を進むも、 至仏山に着いても変わらず。 山頂はいくらか風が弱まるようだが、 30分いても付近は真っ白。 山頂の碑と三角点だけ写真におさめて下山開始。 登り時には巻いてしまった小至仏山に立ち寄って早々に鳩待峠に到着。 途中の小ピークに三角点があるらしかったが、それも省略してしまった。 鳩待峠に着くと、雨はだいぶ収まって時々ぱらつく程度になってきた。

12時を過ぎて黒石くん、かずさんが合流。 食堂で昼食を取っていざ歩きだす。 木道をゆるやかに下って1時間、山の鼻到着。 尾瀬植物研究見本園を周回したかったが、 時間に余裕はないので入口だけ見て再出発。 いよいよ尾瀬ヶ原に足を踏み入れる。 山の方はガスで見えないが、 時々雨が落ちてくる程度で天候はそれなりに回復。

大きな湿原が広がっている。 ぱっと見だと湿原って分からず、 思っていたよりも大きい、広い。 午前中に既に10Km歩いているのでちょっと辛いぐらいだ。 ニッコウキスゲはそんなに見えない、もっと先なのか。 更なる天候の回復を祈りながらひたすら歩く。 山の鼻ではそこそこ人がいたけれども、 湿原に入るとそれ程いない。 時間も遅いのでこれから湿原を渡る人もそういないのだろう。

しばらく歩くと中田代三叉路の先に、ニッコウキスゲの群生が見える。 一つ一つは決して綺麗ではないけれど、まとまると黄色が映える。 でも、向きがバラバラの方を向いちゃうようで(なんで?) 写真は遠景じゃないとイマイチ。

山の鼻から2時間歩いて弥四郎小屋16時到着。 部屋は3人で1部屋、4畳半をもらえた。(混雑時は4人部屋になるのかも) 夕食が17時からということで、さっさと風呂に入る。 シャンプー・石鹸は使用禁止なので正に浴びるように。 夕飯はうどんとハンバーグに惣菜。ごはんはおかわり自由な感じ。 杏仁豆腐がついていた。生ビールは1杯650円、2杯飲む、ウマウマ。 夕食のあとは外や部屋で持参した泡盛「くら」を飲んだりして、就寝。 消灯は21時だったかな、発電機を止めるらしい。

翌朝は5時に目が覚めた。 5時半から朝食ということなので、外にでてみる。 本当はもっと早く起きて日の出写真でもと思っていたけれど、 外にでてみたらやっぱりガスっていたので 無理に早起きしなくて良かったようだ。 朝食は定番の焼き鮭朝定食という感じ。 尾瀬ヶ原に入ってからそこら中にツバメ(イワツバメ)がいるので 1枚ぐらい写真におさめようとするが 動きが早くてまともなのが撮れない。 (レンズも短いのしか持ってなかったし)

コースタイムから逆算した、バスに乗り遅れないための出発時間は9時前だが、 7時過ぎに出発。 尾瀬ヶ原から離れてひたすら登り基調の林の中を歩く。 展望もなく花もないので正直あまり楽しくない。 3時間歩いた所でやっと開けた所にでる。 尾瀬沼かと思ったら湿原にでた。(白砂湿原とのこと) 湿原といっても水量が結構多く 水生・両生のいろんな生き物が見られた(かずさん大興奮)。

白砂湿原を通過するとすぐにも尾瀬沼、沼尻。 立派なトイレがあるらしい休憩所がある(私は入ってないので)。 他のトイレより寄付金が100円高い200円なのだが、 ウォッシュレットが付いているとのこと。 燃料補給にモルツロング缶を1本(600円)飲んで休憩。 燧ヶ岳がよく見える。

沼尻から先は尾瀬沼に沿って南側を歩く。 特に見どころがなく、1時間余りただ歩くだけ。 アオサギ、ウグイス(声は尾瀬中で聞こえる)、 ニュウナイスズメ(街にいるスズメとは違うらしい)の写真を撮れそうなチャンスがあったが不発。

三平下の手前までくると、ヘリコプターの爆音が聞こえてくる。 荷物の運搬でもあるのかと思っていたら、 怪我人がでたための緊急搬送ということだった、群馬県のヘリ「はるな」。

三平下休憩所で昼食。 カレーライス(900円は高いぞよ、量少ないし)と一番搾り500ml (ちなみにカップラーメンは400円で売っていた)。 時間があるので1時間半近くのんびりして再出発。 ここからもやっぱり見どころに欠ける道。 三平峠を過ぎてから雨が時おり落ちてくるので雨具の準備。 降ったり止んだりの状態ながら 一ノ瀬休憩所を過ぎると雨あしは強くなりつつあり、 やっとの思いで大清水に到着。 1時間の猶予があったので、 売店でお風呂を浴びさせてもらい(400円)、生ビールで一息ついていると 外は大雨、おまけに雷鳴がとどろき出した。 いい時間に辿り着いたようだ。

定刻どおり16時に新宿行きの関越バスに乗車。 行き以上に空いていたが、渋滞に巻き込まれ 新宿到着は1時間遅れで21時着。 会社経由で家路についた。

次来ることがあったら燧ヶ岳も候補の1つだけど、 三条の滝には是非行きたいなぁ。 大清水への単調ルートは、 紅葉期がお薦めらしい。

5. 写真

尾瀬写真

6. 主な費用

関越バス(東京〜戸倉) 3,700円
乗合バス(戸倉〜鳩待峠) 900円
弥四郎小屋(1泊2食) 8,400円
関越バス(戸倉〜新宿) 3,700円

7. リンク


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