2004/02 Oracle9i Release1 (9.0.1) for Linux Intel インストールメモ
※Oracle9iR2に関しては下記
インストール条件
- Standard Edition
- カスタムDBを自分で作る
手順
- RedHat 7.1J をインストール
Oracleインストーラの都合により X 必須
- ftp://updates.redhat.com/ から rpm ファイルを取得して
全てのファイルに対して rpm -Fvh <file> する
(依存関係があるので強制的にインストールしないといけないのもある)
- カーネルをとりあえず最新にする
- Sun から Java 2 Platform, Standard Edition の SDK をダウンロード
(j2sdk-1_4_2_03-linux-i586-rpm.bin 等)
- /etc/sysctl.conf に
# Local Configuration for Oracle 9i
kernel.shmmax=2147483648
kernel.sem=250 32000 100 128
を追加 (shmmax は実メモリの半分)
- ユーザ,グループを作成
- 各種環境変数(ORACLE_SID他)を設定
- CD-ROM (またはコピーしたHDD) から Software のみインストール
- 途中エラーがでるので,別のターミナルから
ファイル $ORACLE_HOME/bin/genclntsh の
LD_SELF_CONTAINED="-z defs" を
LD_SELF_CONTAINED="" に変更後,
% bash $ORACLE_HOME/bin/genclntsh を実行して
インストーラーに戻り「Retry」
- Network Configuration Assistant の部分が終わらなくなるので
「Stop」させて「Next」を押してインストーラを終了させてしまう
- $ORACLE_HOME/bin/dbca にてカスタムDBの作成
- Patch Set をあてる (オフィシャルドキュメント/HPを見れ)
ひとりごと
オラクルは Linux 版の最初の頃 Oracle8 (8.0.5?) から使いはじめたが
あいかわらずインストーラーの出来はよくない.
(少しはマシになった気もするが java 使っているおかげで遅い感は否めない)
しかも,オフィシャルなドキュメントにも記述がない
ノウハウが必要だったりする.
サポートでお金を取っている都合もあるだろうけど
もうそろそろ親切な作りをしてもよいんじゃなかろうか.
(インストールに限った話しではないか)
最後に,ホームページ等で情報を公開されている街の達人に感謝.
インストール条件
- OS: RedHat Enterprise Linux AS 3 または Cent-OS 3
- 全自動インストール
手順
- OSインストール
- compat系のインストール必須
- compat-db-4.0.14-5.1
- compat-gcc-7.3-2.96.128
- compat-gcc-c++-7.3-2.96.128
- compat-glibc-7.x-2.2.4.32.6
- compat-libstdc++-7.3-2.96.128
- compat-libstdc++-devel-7.3-2.96.128
- ユーザアカウントoracle,グループdba/oinstallの作成
- 環境変数の設定 (常用)
- カーネルパラメータの設定 (/etc/sysctl.conf)
- パッチ 3006854 を適用
- 環境変数 LD_ASSUME_KERNEL=2.4.1 を設定
- インストーラの起動
- $ORACLE_HOME/bin/dbstart にてデータベースを起動させるには
- /etc/oratab の該当sidの最後を「y」に変更
- $ORACLE_HOME/dbs/initorcl.ora を作成(nullで可)
- Pro*Cを使うには
- Oracle9i Client を追加インストール
- /etc/ld.so.conf に $ORACLE_HOME/lib を追加
- /opt/oracle/product/9.2.0/precomp/admin/pcscfg.cfgを編集
sys_include=(/usr/include,/usr/lib/gcc-lib/i386-redhat-linux7/2.96/include)
- アップデート
- PSR9.2.0.7 (p4163445_92070_LINUX.zip) 適用
- Perl DBD::Oracle のインストール
- 環境変数 ORACLE_USERID で接続環境を設定
例) export
ORACLE_USERID='scott/tiger@oracle.example.co.jp'
- 環境変数 NLS_LANG を設定しない (本当はもっといい設定がありそう)
- それ以外のオラクル関連環境変数は通常通り